伊豆トレイルジャーニーITJ2018 その2

伊豆トレイルジャーニー2018 スタート~仁科まで

前回準備編に続いてレースレポートいきます!

今年の目標は昨年マイナス1時間40分の12時間でしたが、目標を大幅に上回る11時間36分でゴールできました。

なので昨年のブログは完走を目指す人へ、今年は12時間切りを目標にされる方への参考になると思います。

さてさて、まず今年は暖かかったです。降水確率もゼロ、さらにスタート直前まで吹いていた西風もピタリと止まり、レース後半部分の強風に悩まされることも無かった

なので、今年は過去最高のコンディションでした・・・・

ってまだ参加2回ですが!

レース中も参加者の方とお話ししたのですが、これが毎年続くと思ったら痛い目をみるよねーって

初参加の方は特に要注意です。こんなものではありませんITJは!

でも、富士山が見られなかった・・・昨年は見れたのにー

とはいえ、駿河湾側の景色は最高でした。三保の松原までくっきり見えたので

総評はこのくらいでまずはコースから

スタートは6時、その時点では日の出前なので暗いです。しかし、W1宝蔵院まで1時間20分程度かかる(渋滞に巻き込まれる)ならライト無しでもOKです。ほかの人のライトで明るいし、そのくらいの時間ならトレイルに入るころ明るくなるので。あと、寒がりでない人はジャケットは脱いでいきましょう。スタートして4キロ弱はロードの登りです。すぐに暑くなります。毎年スタートして早々にコース脇でジャケットを脱いでいる人を見かけます。スタート直後は1分違うと数百人に抜かれますから、もったいないです。

私は、ライトなしジャケット無しで半袖+アームウォーマーに短パンでスタートしました。スタート位置は昨年同様L字に曲がったさきで1000番目程度。トレイルサーチによるとスタート地点まで1分5秒かかりその時点で1138番

そこから前半は昨年同様のペースで進むつもりだったので飛ばすことなくのんびりスタート

4キロ弱のロードを登るとトレイルに突入

昨年はトレイルに入ってすぐに渋滞でしたが今年は若干前めで入ったのかトレイルに入っても進みます。おーこれは強制的に走る羽目になるのかなと思いきや、ぴたっと止まってしまった。これがなかなか動かない。

んんん???昨年はこの先のつづら折りの急坂で渋滞だったのだけれど???

これだけ動かないのは何なんだ?と思っていたら、急坂の前に尾根が痩せてしまっていて木の根が露出し、一人づつしか通れない場所が出現

たぶん秋の台風でやられたのではないかと思います。

まあそれを抜けたら皆さん飛ばす飛ばす。速いっす!

シングルトラックで道を譲ると順位がガツンと下がるのでそこでは我慢して広くなったらペースダウン

結構序盤ではあはあいって抜いている人を見かけますが、落ちて来ることになるので気にしないで抜いてもらいます。こちらは心拍をあげずにマイペースで我慢です。

2回ほどロードに出るとW1宝蔵院です

昨年:1時間28分 今年:1時間25分

ここでは補給なしで進みました。気温が低いので水分もそんなに減りません。

しかし、ここでトイレタイム!5分程度のロスでしょうか・・・・

この先はしばらく走りやすいシングルトラックのトレイルが続きます。高低図だと登っているように見えますが、実際は走れますし、みな走ってます。しかし、あくまでも心拍は上げないように。誤って速いトレインに乗ってしまったらすぐに道を譲りましょう!先は長いのです!そして最後にドンと急坂を上るとC1八瀬峠です。

特に何もないのでただ通過するだけ。ここから林道の下り、さらには登りへと進みます。林道と言ってもところどころ舗装されていて、そうでないところもガレてなく走りやすいです。ここでもペースアップは禁物です。下りなんかキロ6分とか7分でも全然大丈夫です。今年はキロ5分~5分半程度で進みました。それでもキロ2分程度しか違わないのですから・・・・

林道の登りは走ろうと思えば走れるので飛ばし過ぎに注意です。私は歩いてしまうと次に走り出すのに苦労するので、心拍を上げないように登りがきついところはゆっくり走るようにして、極力歩かないようにしました。

そしてC2諸坪峠通過
ここからA1こがね橋まで4.7kmの下りです。ここも飛ばさないように気を付けました。前述のようにキロ5分から5分半程度
下り始めに飛ばすと最後が平坦で精神的にきつくなり歩いてしまうことになるので、ここも飛ばさないように注意です

ほどなくA1こがね橋

昨年:3時間46分 今年:3時間40分

ここまで6分しか違わない。でも昨年よりだいぶ短く感じました。楽に走れている感じがします。ここからA2までは長い(18.6km)ので桜餅を6個程度いただきポケットへ

そうそうにエイドを出ます。
エイドを出るとすぐにキツイ登り
ここは初めから歩くつもりだったので勾配が緩くなるまで2キロ近く歩きます
27キロ過ぎから走り始め、二本杉手前の急登へ。途中絶景ポイントがあるも撮影せずで進みました

その先の急登を超えるとC3二本杉
昨年:5時間4分 今年:4時間56分
ここでも昨年比マイナス8分
この辺りから不安になり始めました。
体は楽だけを昨年とたいして違わないタイム

本当に1時間40分も短縮できるのか???

そしてこの先に階段が現れ、その先は走れるトレイルが続きます

昨年はこの辺りから足が止まり、トボトボモードへ突入してしまいましたが
今年は違います。そこから先もしっかり走れます!
昨年は仁科峠を見下ろす山の山頂でやっと仁科だーと思ってからエイドまで
遠くて遠くてきつかったけど、今年はふんふんふんって感じで到着

これは後から感じたのですが、A1めがね橋からA2仁科までは距離があり
A1出た後のきつめの登りを過ぎると結構走れる林道が続きます
そしてC3を超えると、これまた走れるふかふかな感じのシングルトラックが
続きます。

ここで調子に乗っていると・・・・

仁科峠の手前3~4km程度の地点から足が止まります

仁科峠手前の最後の頂上からA2までは3キロ程度残ってます。
ということは、エイドまで6~7km程度足が止まることになります。

昨年体験しましたが、A2までがとても遠く感じます。
特に、仁科峠を過ぎてからA2までが・・・

実際に、今年は昨年より数分程度しか速くなかったですが
C3超えてしばらくは
「みんな速いな~、さすが昨年より前にいるだけあって
回りも速いのね~」
なんて思ってましたが、前述の通りかなりの方々がその後止まります

たぶん昨年の私のようにその後は結構な地獄を見ることになると思います

そうならないようにするには、序盤で抑えに抑えることが重要
下りでもキロ7分程度でもOK

歩いたり、止まってしまったら簡単に10分、20分差がつきます

走っている限り違ってもキロ2分程度10キロで20分しか変わりません

先は長いのです。くれぐれも飛ばしすぎに注意

特に距離への不安がある人は要注意です。

A2手前でちょうど足が売り切れる感じです。

A2仁科
昨年:7時間20分 今年:6時間53分
ここで30分近く短縮

ここで思いました。走っている分にはそんなに差がつかない
歩いてしまうとグッと差が開くということを

まあ、トップの人たちとはスピードが違いすぎるので走ってても差が開きまくりますが、1時間や2時間程度の差ではちょっとずつの差が違いなんだなと思いました。

昨年の失敗は繰り返さないように、A1からここまで桜餅6個、羊羹2個をたいらげました!

ここで予定通り13時前に通過して、気分よくエイドを出ました。

もちろん、名物しおかつうどんもいただきましたよ~