骨髄穿刺

骨髄穿刺

骨髄穿刺とは

白血病は骨髄の中にある血液のもとになる造血幹細胞の異常により正常な血液が作れなくなる病気です。
白血病は血液検査で大体のことはわかるようですが、
確定診断をするためには骨髄を採取して検査する必要があります。
白血病の確定診断には当然、この骨髄を採取して検査しなければなりません。
それが 骨髄穿刺 ということになります。
皆さんも一度くらいは耳にしたことがあるかも知れませんが
これがかなり「痛い」と言われています。
結論から申しますと痛いですが痛いのはそんなに長くありません。
骨折で一晩自宅で我慢したことを考えれば痛いのは一瞬とも言えます。

骨髄穿刺体験

私の場合、骨髄穿刺は最初の診察から1週間後に行われました。
ベット上にて横向きになり足を抱えるように背中を丸くします。
そして針を刺すところを消毒して麻酔してブスっといきます。
器具の写真等はネットに載ってますが、これから骨髄穿刺検査を受ける方は見ないほうがよいです。
私は検査後に画像を見たのでいいですが、事前に見たらとてもじゃないけどベットに上がる勇気は
ないです。
麻酔ははっきり言って痛くないです。今のが麻酔??という感じです。
その後ブスッといくわけですが、最初にチクっと感じます。
で、ジワーっと痛くなるのですが、その後看護師さんがはいここからもうちょっといきますよー
との掛け声。
えー!まだここから行くのですか!
で、来ました!!
ググッと!!!
痛ーい!!!
けどそれも一瞬
はい楽にしてください。
とともに痛みもなくなりました。
検査後も痛みが残るのかな?と思いきや
そんなこともなく終わってしまえばこんなもの?
という感じでした。
しかし、これを毎回通院のたびにされるのは嫌だな
と思い看護師さんにその点を質問すると
いやいやこんなつらい検査毎回なんてやらないですよー
とのお言葉。
安心しました!
実際にこの検査から1年以上経過しますが一度も骨髄穿刺は受けていません。

その後

骨髄穿刺を受けたのちベットの空きを待って、投薬治療にあたっての入院となります。
こちらは3日から4日間程度。
主な目的は先生曰く、
「薬の副作用の確認と教育」
だそうです。
外出も事前に許可をもらえば自由だし、食事の制限もグレープフルーツ以外はなし
快適な入院生活でした。
ちなみに教育とは慢性骨髄性白血病は薬の副作用がなければほぼ自覚症状はありません。
自分が病気である事を忘れるくらいです。
そうすると薬を飲むのを忘れたり飲まなくなってしまうものらしいです。
こういう人が結構多いとのこと。
それを防ぐために、こわーいお話を聞かされることになります。
でも最後には、ちゃんと飲めば大丈夫だからきちんとお薬飲んでくださいね。
で終わりますから大丈夫です。